本別町美蘭別の道道-居辺本別線隘路改良・前編

はじめに

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  • 写真+数字(写真1、写真2…)
    • PCの場合、クリックすると拡大表示します。
    • タブレット端末・スマートフォンの場合、写真全体を表示します。デバイスの表示サイズにより、拡大されたり縮小されたりします。
    • いずれのデバイスでも、写真の下部に簡単な説明を表示します。
    • 右上部のバツ印、または画面の適当な場所をクリックすると、元に戻ります。
    • クリックしても拡大されない写真は、その点を注記します。
  • 写真+アルファベット(写真A、写真B…)
    • クリックしても、画像は拡大されません。
    • 倍率は、PCで表示した場合を基準としています。PC以外のデバイスでは縮小され、記述の倍率と異なります。
  • 地形図
    • 倍率は、PCで表示した場合を基準としています。
    • タブレット端末やスマートフォンでは、横幅が 400px を下回る場合に記述の倍率と異なります。
    • 横または縦の長さが 400px を超える地形図の場合、サイズを記述します。最大長のサイズを下回るデバイスでは縮小され、記述の倍率と異なります。
5万分の1地形図「高島」(昭和49年修正)を約3倍に拡大。
図1・1970年代。S字カーブを描く区間の改良事業が完了したのは、約40年後であった。5万分1地形図「高島」(1974年修正)を約3倍に拡大。

居辺本別線は上士幌町の一般国道241号交点から居辺(おりべ)を南→東→南へ進み、本別町に入り上押帯(かみおしょっぷ)から美蘭別(びらんべつ)を経て、西勇足(にしゆうたり)の本別士幌線交点までを、延長約29kmで結んでいる。

本稿は全3回に分け、本別町美蘭別で実施された道道のルート変更を取り上げたい。以前ブログに書いた「居辺本別線・隘路改良」の増補改訂版である。このうち2003年のルート変更区間を前編、2013年に開通した美蘭別大橋を後編とした。

2003年切り替え区間

丘の東斜面を沿う、写真AのA地点→F地点は2002年に着工され、翌2003年11月28日に供用を開始した。順調に推移した工事は、完了までに10年を費やすことになる。

ここでは旧道を中心に写真で紹介する。なお本稿では終点→起点方向に記述する。

写真Aについて
  • ズームアウトは初期画面より1段階まで。
  • 加筆の線・マーカーを再表示するには、地図・航空写真・ラベルのボタンいずれか、または初期画面のリンクをクリックします。

写真A・本別町上美蘭別周辺。赤の線は町道へ移管された旧道道、青の線は廃道になった旧道道を表す。マーカーをクリックすると、該当地点の情報を表示します。 加筆の線を非表示マーカーを非表示初期画面へ

写真1~写真8の共通事項
2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真1。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真1。ルート切り替えに伴い、旧道への取り付け道路が建設された。建設以前、旧道は写真手前付近でカーブを描いていた。撮影地 中川郡本別町美蘭別
写真2。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真2。取り付け道路から旧道へ入ると、下り勾配で進む。撮影地 中川郡本別町美蘭別
写真3。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真3。案内標識の見える先に、廃道となった旧ルートへのT字路がある。撮影地 中川郡本別町美蘭別
写真4。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真4。T字路を反対方向から撮る。前方に見える建物は廃屋。撮影地 中川郡本別町美蘭別
写真5。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真5。廃道の入口に矢羽根が残っている。除雪車の転回用に設置したのだろう。時間の経過とともに、シュールさが深まる。撮影地 中川郡本別町美蘭別
写真6。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真6。矢羽根の支柱を接写。「北海道帯広土木現業所」のシールが、道道だった何よりの証しである。2010年、土木現業所は建設管理部に名称を変更した。撮影地 中川郡本別町美蘭別
写真7。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真7。撮影当時、廃道は150mほど入ることができた。ただ夏は草の繁茂が予想される。撮影地 中川郡本別町美蘭別
写真8。2010年11月、ツイッターフォロワーさん撮影。
写真8。写真AのE地点付近から、美蘭別大橋を眺望することが可能だ。谷筋が橋に通じている。撮影時は建設中だった。撮影地 中川郡本別町美蘭別

増補改訂版公開に際し、匿名さん(本稿では「ツイッターフォロワーさん」とします)より写真をご提供いただきました。お礼申し上げます。

関連する告示(道道居辺本別線)

2001年12月4日北海道告示第2029号(道路の区域の変更)
区間変更前後の別敷地の幅員延長国道等との重複区間
中川郡本別町美蘭別445番3地先から
中川郡本別町美蘭別388番1地先まで
前112.00m から 31.14m まで1,293.00m
同上後112.00m から 31.14m まで1,086.00m
同上後216.67m から 75.07m まで1,086.00m
告示注
  • 写真A▲のF地点からA地点まで、新ルートの区域を決定した。後2が該当する。
2003年11月28日北海道告示第2038号(道路の供用の開始)
区間供用開始の期日
中川郡本別町美蘭別445番3地先から 中川郡本別町美蘭別388番1地先まで平成15年11月28日
告示注
  • 新ルートが開通した告示で、旧道の取り付け部分も同時供用したと考えられる。
2004年6月25日北海道告示第622号(道路の区域の変更及び供用の開始)
区間変更前後の別敷地の幅員延長国道等との重複区間
中川郡本別町美蘭別445番3地先から
中川郡本別町美蘭別388番1地先まで
前112.00m から 31.14m まで1,293.00m
同上前216.67m から 75.07m まで1,086.00m
同上後216.67m から 75.07m まで1,086.00m
告示注
  • 旧道の一部が本別町に移管された。
  • ルート切り替えで、総延長が 207m 短縮された。
  • 旧ルートのうち、C地点からA地点に近い道道交点までは本別町道583号美蘭別活込横断道路(延長 11,457.80m)の一部となった。
  • 一方、F地点とC地点の間は廃道となっている。
国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より。
写真B・2000年7月10日撮影。改良工事開始前で、丘を越える砂利道は居辺本別線最後の未改良区間だった。国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より引用。解像度 400dpi の写真をトリミング。縮尺は3万分1。
国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より。
写真C・2002年9月19日撮影。改良工事中で、写真Bと比べて建設ルート周辺の樹が伐採されている。国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より引用。解像度 400dpi の写真をトリミング。縮尺は3万分1。
国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より。
写真D・2004年7月30日撮影。旧道と新道の接続部分が、T字路で交差するよう改められた。廃道となった砂利道はほぼそっくり残っている。国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より引用。解像度 400dpi の写真をトリミング。縮尺は3万分1。